熱転写後のプレス痕 (圧着後)

先日お客様より昇華転写プリント後プレス痕が気になる旨の連絡をもらったので少しでも不安がなくなるように説明します。

熱転写プリントを行う場合必ず専用のプレス機を使用して圧着作業を行います。アイロンプリントと違い強い圧力を加える事で剥がれのないようにするためです。

そのため熱転写の場合は必ずプレス痕が残ります。

弊社も創業当初よりこの件に関してはかなり調べました。プレス痕軽減シートを使ってみたり他社のサイトを拝見したりして。

ある業者は注意事項に 「最初はプレス痕が気になりますが、洗濯をする内に取れます」との事です。

 

 

私達も作業着を全て自社のプリント製品にして品質の管理や状態を調べておりますが、洗濯を繰り返す事でプレス痕が落ちる事はありません。相当回数を行えばなくなるかもしれませんが。

色々と調べて試した結果

弊社ではプリント後必ずアイロン処理を行うようにしています。

 

1着 1着 専用のアイロン台にセットしてアイロン掛けを行うため非常に手間はかかりますが、

正直アイロン処理をせずに商品として出荷するのは弊社ではありえません。

プレス痕かなり気になると思います。

昇華転写プリントは他転写プリントに比べかなりの高温での転写になるため多少のテカリはどうしても発生してしまいます。こちらは工法上避ける事が出来ませんので事前にお客様に周知して頂く必要はあります。

昇華転写プリント後の画像貼り付けます。プレス痕はわからないと思います。

昇華転写プリントは非常に発色が良くて生地にインクが浸透するプリントなのでプリント後の違和感は一切ありませんよ。

とってもおすすめなプリント方法です。

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